君をみるしかなかった

儚い男の子の夢追う姿を傍観するだけ

認められたい紫耀くんのその後


以前ツイッターで紫耀くんの「認められたい」発言についてぽろぽろっとツイートしたのですが、その後の私の脳内です…
全てツイッターの下書きに溜め込み、溜め込み…溜めに溜め込んだらブログ1記事分になってしまったのでコピーしてちょちょいと加筆したものです。

ツイート用の文章なので普段のブログよりサクサク読めるまとまりのない記事です。






紫耀くんはいつだって、自分の尊敬する人に認められたいって思って踊り、生きてるんだね。事務所に入る前はダンスの先生にダンサーとして認められたかった。Jr.になってからは今まで積み重ねてきた実力を周りの人に…そして東京に来てからは事務所に、そしてジャニーさんに認められたい。



それでも「認められたい」っていう紫耀くんはもしかしたら認められてる実感がないのかなぁ。あるいは紫耀くんにとって「認めてもらえた証」をまだ受け取れてないんだろうか。紫耀くんにとってのそれはデビュー一択なのかな。



紫耀くんは自分が認めて尊敬している人に、自分が相手に向けてるのと同じくらい認められたいって思ってるのかな……去年の夏ごろから「認められたい」という言葉を素直に口に出すようになったなぁ。これだけたくさん大きなお仕事をもらってその度に結果を出して、認められてないはずないのに。







[その後]




他人に認められたいって思うのは自分で自分を認めてあげてないからっていうのをどこかで見かけたんだけど、紫耀くんの話かと思った。紫耀くんにとってこれって多分人生の課題なんだろうな。紫耀くんはどれだけ自分の技術や才能を磨いても満足できない人っぽい。



そもそも、自分を認めるという概念が紫耀くんの中には存在してなさそうなところがある。自分を客観視できているはずなのに、その客観視した自分と他人を比べてどうこう、というところに発展しないから、相対評価がなさそうで、そういうところが一生自分を認める日がこなさそうだなって。





紫耀くんの中に相対評価がないところを見るたびに、紫耀くんは誰かを押し退けて自分が前に出ようとする戦い方をしてこなかったんだな、自分だけをみて、絶対評価をしてもらいたくて、1番強くあらねばならない戦い方をしてきたんだな、と。そんなところもまた紫耀くんを好きになった理由のひとつ。




だけど自分を認められない紫耀くんが自分に対して絶対評価をしてしまうところを見ると、紫耀くんは一生かかっても自分を認められなさそうだなと感じるし、だからこそ他人から認められることを求めてしまうんだけど、他人から認められたところで自分が認められなきゃその評価を受け取らないんだろう。



前回のアイランドで紫耀くんの出番(多分フライング?)をもう一つ増やそうってなった時、紫耀くんがお仕事で初めて「出来ません」って言った。その出来事をこの夏が終わる頃まで紫耀くんは話さなかったしそれだけずっとNOを伝えてしまったことを引きずってたんだろうね。



紫耀くんの言い方的にあの時の自分はあれ以上出番が増えれば保たなかったことも頭で理解できていて、れんかい含め周りのみんなも紫耀くんは頑張ってるからその場面でNOって言っても良かったんだ!って納得していた。


なのにそれでも紫耀くんはたったその1つの出来事を昇華するのに約9ヶ月も必要だったんだ。いつ頃の話かはっきりしないけど、舞台の幕が上がる直前だったんじゃ無いかと思ってるから、10ヶ月近くてもおかしくないなぁ…って感じ。


私の頭の中の時系列的にはNOを言った後で、12月にゲスト出演で来たすばるくんに「無理なもんは無理って言いや」って言われたんじゃないかなぁ〜?って思っている(たぶんすばるくんは紫耀くんのこのエピソード知らないと思うけど)。なのにそこで先輩に言われても、紫耀くんの中ではなかなか解決しなかった。NOを伝えてしまったことが相当ショックだったんだろうなぁって。それしか想いを馳せてあげられないのが悔しい。







大野さんみたいに「一生かかっても自分のダンスに満足できることはないだろうね」といつか気付ければ良いけど、そうじゃないうちは紫耀くんにとって認められる認められない問題は深刻なままになりそう。紫耀くん自身は深刻に受け止めなさそうだけど。知らないうちに自分の首絞めないようにね……






だから、アイランドのショウは、自分のパフォーマンスも才能も努力も、そして弱さも自分全部を認められなくてすごく紫耀くんらしいなぁと。周りの人にも自分が自分に求めてるのと同じものを求めるショウはちょっと紫耀くんとは違うかな?とは感じたけど。紫耀くんは周りに自分を押し付けないから…




そんなショウが周りにも自分を押し付けていたことを謝ったときにきっと自分の弱さを認めたんだろうけど、紫耀くんは弱さを認めるというより、自分1人だけじゃ強くなれないことに気づいたのかなって…最近紫耀くんがぽろぽろこぼすKINGへの、れんかいへの想いとかも見ると一貫してJr.全員がライバルって言ってた紫耀くんがやっと隣にいる存在に気づけたのかなぁ。









紫耀くんが以前からずっと言ってた「Jr.みんながライバル」って、れんかいも例に漏れずの話なんだろうと思ってた。
去年の夏に、紫耀くんが自分は今どこにいるのか気付いた。そこがホームなのだと認識した。帰属意識が芽生えた。個人仕事をグループに還元したいと思うようになった。個の力だけでなくグループ全体の力を底上げしていきたいという気持ちが伝わるようになった。やっと自分たちらしい構成でコンサートもするようになった。そしてついに今秋の舞台で3人の手が繋がれ鼓動が重なった。紫耀くんの、Mr.KINGの、壮大な物語だ。






私はこの秋、れんかいが紫耀くんにとって周りのJr.と同じライバルという枠組みから外れ、やっと手を繋ぎあって歩みを進める仲間へとなった瞬間を目撃できた気がする。




紫耀くんが「Jr.は全員ライバル!」って言うのを見るたび、紫耀くんは自分vs個人がJr.一人ひとりにあるんじゃなくてJr.全体とのvs構造なのかな?って思ってた。その発言自体が抽象的すぎるというかざっくりしすぎというか。全員を個々の集合体ではなく全体としてみてるんだろうな、と。




今回のアイランドのショウも、ショウvsジャニーズJr.(ラブトラ)だったし、なんか紫耀くんの頭の中というか紫耀くんが捉えてる世界というか、そんなものを基盤にされてるような気もしなくなかった。あれを紫耀くんが考えたって言われてもあぁってなるし、ヒロムが考えたって言われてもうん、紫耀くんの捉えた世界をヒロムもこう感じてるんだねって思えてしまう。あの対立関係に意味があるというより、紫耀くんの世界そのままって言われた方がしっくりくる気がする。




話を戻すと、その全体には初めかられんかいもいたし、紫耀くんのなかに同じグループの人は他の人より特別、みたいな思考も無いからだと思ってたし、KINGに思い入れとかも持たないようにしてるんだろうなぁ〜って。
だからこそ紫耀くんがれんかいとなら手を繋げるようになったのが感慨深い。


れんかいが紫耀くんにとって、他のJr.と同じ括りでのライバルではなくなったのだろうと最近の言葉の節々から感じる。紫耀くんは自分の中で整理のついた出来事を事後報告するから紫耀くんの気持ちが変化してから私たちに届くまでに結構タイムラグはあるけど。






それこそしょうれんの雪どけが、紫耀くんの意識を変えた大きな転機だったのかな〜?みたいなのも思う。なんだろ。やっとMr.KINGとして一緒に戦っていく相棒としての1番ちょうど良い距離感に戻った、みたいな。可愛い廉くんの思春期が終わって、構ってもらえるのがめっちゃ嬉しそう。


紫耀くんが廉くんにご飯誘われたって話何度も何度もしてるの見ると、実はめっちゃ嬉しくて誰かに自慢したくて仕方ないんだろうなって思ってしまう。新しいおもちゃ買ってもらって友達に自慢しちゃう子供と一緒。ちょうかわいい。あいくるしい。


そして廉くんにかまちょになる紫耀くんを見て、かまってあげる廉くんも、紫耀くんにご飯に誘ったことバラされたのに、恥ずかしがってムキになって紫耀くんに対抗しなくなった廉くんも、大人になったなぁ。


またかわいい弟にかまってもらえるようになってるんるんな紫耀くんと、ひとまわりもふたまわりも成長して大人になった廉くんは2人でご飯に行ってどんな話をするんだろ。
きっとまたその時のことも雑誌とかで聞かせてくれるんだろうけど、かいちゃんが嫉妬しちゃいそうだなぁ(笑)






そして論点はどんどんずれていく………

話を戻すと、認められたい紫耀くんが、廉くんとかいちゃんには認められてるってやっと思えるようになった。2人が他の誰かと同じ括りのライバルじゃなくて、手を繋ぎあえる存在であることに気づけた。だからこそ3人の鼓動が重なったんじゃ無いだろうかと思える舞台だったし、紫耀くんの過去から今にかけて、心境の変化とかがリンクしてたのかなぁ。







私がみえてる世界に住む紫耀くんのものがたりはやっぱりとても大好きなものだった。




(これは事実に基づこうとしたフィクションです)